去年の冬に風邪をひいて、病院で薬を処方してもらって1週間くらいで風邪は治ったのに、咳だけが治らないことがありました。それでおかしいなと思って、もう一度病院に行きましたが、その時は咳止めだけ出されました。


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でも2週間たっても1カ月たっても咳はおさまりません。痰がからまない乾いた咳で、なんとなく、ハウスダストや埃のような反応するものがあって咳が起こるという具合で、とくに夜から明け方にかけて、いったん咳が出始めると止まらなくなることもありました。


市販の咳止めを服用していましたが、それもあまり効かなくて、のどあめを常時かばんに忍ばせていました。あまりに咳き込んでいた私の姿を見た友人に、もう一度医者に行ってみたらと言われて、診察を受けに行ったんです。


胸部レントゲンを撮っても何の異常も見られず、「咳喘息」との診断を受けました。喘息は知っているけど、私は今までかかったことないし、私の家族にも喘息持ちはいません。


でも咳喘息は喘息と少し違うとの説明を受けました。喘息のように呼吸困難になることはなく、喘息の前段階のようなもので、そのままにしておくと喘息に移行することもあるのだそうです。


咳喘息に風邪薬や咳止めは効きません。気管の末端部分が呼吸をする際に異常に細くなるから起こるためです。それで、気管支拡張剤と吸入ステロイド薬を処方されました。でも一時的に咳はおさまりますが、1カ月続けてもなかなか回復しませんでした。


ちょっとした埃やたばこの煙で咳が出るので、出かけるにも大気汚染のひどい時はマスクなしでは出られません。激しい運動をすると咳き込むことがあるので、怖くてできなくなりました。


それに辛いのは夜眠るとき、ベッドに入ると咳き込むんです。時には吐くんじゃないかというくらい激しく咳が出て、しばらく止まりません。


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咳が止まらなくて寝付けないこともしょっちゅうありました。周りの人が風邪じゃないの?って心配してくれますが、体の他の部分は元気なんです。


でもあまりにも長く咳をしているから、一度漢方を試してみたら、と言ってくれる知人がいて、漢方専門店に行ってみました。漢方は今まで使ったことがなく、まったく知識のなかった私。


そこで初めて、漢方とはどういうものかと説明を受けました。西洋の薬は症状を診て処方しますが、漢方はその病気を治すというよりもむしろその人の体質を改善することを目的とするものです。


なので、同じ症状を持っている人でも違う処方をされることがあります。生薬(しょうやく)と呼ばれる、植物、動物や鉱物などを複数組合わせて作ります。私たちに身近な生姜やゴマなどもその材料として使われるのだとか。


さっそく、私の症状を説明して、処方してもらいました。体質改善を目的とするので、個人差もありますが、比較的長期間服用した方がいいかもしれないと言われました。


私が勧められて購入したのは「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」という漢方薬。食事と食事の間の胃が空っぽの状態のときに、ひと肌くらいのお湯で溶かして飲みます。とりあえず1週間分を処方してもらいました。


漢方は体質改善するものだからゆっくりじんわり効いてくるものだと聞いたのですが、家に帰って買ってきた漢方を飲むと、すぐに咳が楽になり、びっくり! 漢方にもこんな即効性のあるものがあるんですね。


それから1カ月くらい飲み続けていますが、咳はだいぶ治まり、体も楽になりました。なんだかちょっと以前にもまして元気になったような気もします。これも漢方の効能かしらと思いつつ、最近では友人・知人に漢方をすすめています。


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