私のいとこは25人います。母が10人兄弟で、それぞれが2人~4人の子供を持ち総勢25人になりました。母の兄弟は仲がよく、私の幼いころはよく田舎に集まっていました。


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自然といとこ同士も仲良くなり、みんなが本当の兄弟のように育ちました。年上のいとこのことは「姉ちゃん、兄ちゃん」と呼び小さないとこを面倒見る、それは大人になった今でも変わりません。


さすがに、みんなが結婚し子供を持つようになった今はそれほど集まることはなくなりましたが、年に一度、忘年会と称し親戚一同が集まり、大宴会が催されます。


遠方に嫁いだり、仕事の関係で地方にいるいとこも、実家に帰ってくるので叔父や叔母とともに、集合することが比較的容易になる年末です。


また今年も、宴会の季節がやってきました。他界した叔母や叔父もいて寂しくなりましたが、その代わりのように若いいとこ夫婦はかわいい赤ちゃんを連れてきます。その幼子が、年々増えてゆき成長するのを見るのも楽しみな宴会です。


しかし、この宴会にはひとつだけ決まり事があります。それは必ず全員が何かネタを披露せねばならないという「余興タイム」というものです。


私は毎年、これで悩みます。もともと、そんなに人前に出たい性格でもないし、歌も踊りも苦手だし・・。しかし何故だか、毎年「さきちゃんの余興は、面白いねぇ」と評判になるのです。よくわかりません・・・。


さて、今年は何をしようか、と真剣に考えはじめます。世の中で流行っているものをリサーチします。


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でも、年よりも多いので、懐かしいネタでも受けるでしょう。10年前に亡くなったおばあちゃんのモノマネネタが受けるのも、親戚の宴会ならではです。一番仲のいい、年の近いいとこに電話してみました。


「ねぇねぇ、今年の宴会の余興は何にするか決めた?」「大体はね」と、余裕のある返事です。「何?何?教えて」


「今年はなんといっても、妖怪ウォッチよ!これ以外のネタはない!」「そっか~、あなたのところは末っ子が小学生だもんね」「そうそう、もう毎日妖怪体操よ。ゲラゲラポ~~、ってね。


今年の宴会は、ちびっこに受けるネタで勝負よ!あはは」そのいとこは、親戚の中でもわりと情報通で、誰かが入院したとか、誰が結婚しそうだという話のネタを驚くほど速くキャッチしています。


探りを入れることにしました。「誰かの余興、知らない?」「そうねぇ・・・じゅんちゃんは英語がしゃべれるでしょ、だからアナ雪を歌うって言ってた。


で、娘に日本語版を歌わせて、自分は英語で歌うって」「いいなぁ、芸のある人は」「何言ってんの、去年のあなたと弟のよし君の二人羽織、大爆笑だったじゃない」「それは、みんな酔ってたからよ、今年も同じネタはダメだしね」


落語か漫才でもできる才能があればいいのにと、この時期になるとつくづく思います。


「定番だけどマジックとかもありね。今、簡単なマジックグッズ売ってるし」「いやいや、親戚の宴会にそこまでお金かけたくないし」「それもそうね、あっはっは。でもね、今ネットがあるじゃない!」「ネットで何を調べるの?」


「You Tubeで「お笑い 一発芸」なんてので検索したらいっぱい出てくるよ。その中でできそうなのをやっても面白いかもね。あ、マツケンサンバとか綾小路きみまろなんてのは、年配者には受けるよ。あきこおばちゃんは、綾小路きみまろのディナーショーに行くって言ってたもん。」


参考になったようなならないような話を聞いて、いとことの電話を終えました。宴会まであと3週間、そろそろ練習もしなければならない時期です。うーん、こうなったらコーラの一気飲みでもしましょうか・・・・。


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