「お前、いびきかいてたぞ」朝、起きるなり夫が言いました。「えっ?本当?うるさかった?」「ああ、ちょっとうるさいいびきやった。けどそれより、体調が悪いんと違うか?」確かに、夫婦ともに中高年になり、健康には気になることが多くなってきました。


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「睡眠時無呼吸症候群」の特集のテレビを見たのはつい3日前のことです。年齢とともに、私は太りはじめ、今はぽっちゃりといえる体型です。更年期にもさしかかっているのかもしれません。


「私がいびき・・・原因はなんだろう・・」夫は、軽い気持ちで事実を言っただけかもしれませんが、その言葉は、私の心に大きく響きました。


確かに、パートは今忙しい時期です。でも、事務の仕事はとても気に入ってますし、毎日楽しく仕事をしています。同僚は、女性がほとんどですが、みんな気のいい人ばかりで幸いにも、人間関係に悩むこともありません。


仕事の忙しさは、疲れというよりも充実感を私にもたらしてくれます。


「そんなに疲れてないと思うけど・・何かの病気かなぁ」不安そうに言う私に「女性は、更年期とかあるからなぁ。一度病院で診てもらったらどうや」「たかがいびきくらいで病院なんて・・・」「もし、呼吸が止まったらどうするねん。一度診てもらえって」夫の言葉に従い、無呼吸症候群の検査をしてもらうことにしました。


検査の結果、その心配は今のところなかったので、ホッとしたのですがドクターに「先生、私のいびきの原因は何でしょう?」と尋ねると「そうですねぇ、一概には言えませんが、ひとつの例として聞いてくださいね。」「はい」


「声帯がありますよね、そのあたりがいびきの発生場所があるんですよ上気道、というのですがね。起きて活動しているときは、その場所はしっかりと筋肉で支えられているのですが眠ると、筋肉の働きが弱くなり空気の通り道が細くなってしまうんですよ。わかりますか?」「はい、なんとなく」


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「加齢などで、その部分の筋肉が衰えることもありますし、女性の場合は閉経などでホルモンバランスが崩れると、やはり上気道の筋肉が衰えるといわれています。その細くなった空気の通り道を、酸素をたくさん通そうと体がするから、振動がいびきとなるんですね。だから、若い女性はあまりいびきをかかないですよね。失礼ながら、あなたくらいの年齢の女性は、いびきを気にされてるかたが多いです。」


「そうなんですか」「でも、病気の心配は今のところないのですから、枕の高さとか寝る姿勢とか色々考えられると、いびきも少なくなるかもしれませんね」ドクターの言葉に励まされたのか、がっくりきたのかよくわからないまま帰宅し、夫には病気はなかったと伝えました。


「良かったな、それなら俺が、お前のいびきを我慢したらええだけや」と笑いました。失礼な・・・と内心思いましたがとにかくひと安心しました。これが、結婚前に夫と旅行でも行って宿でいびきもかいていたらどうなっていたでしょう。もしかして破談になるかもしれません。死にたくなるかもしれません。それほど、いびきは女性にとって気になるものです。中高年の今で良かった、と思いました。


いびきの原因は病気ではない、とわかったもののでは、本当のいびきの原因は何?そんな気持ちが離れません。加齢や閉経でのどの筋肉が衰えているなら、それは仕方がないけれどドクターの言うように、枕や布団を考えてみようと思いました。


調べてみると、どうやら横向きの寝方がいいようです。今まで、寝相を意識したことはありませんし、眠ってしまったら自分がどんな寝相で寝てるのかは皆目わかりません。でも、とりあえず眠りにつくときは、横を向いて寝るようにしました。


そして、薬局でいいものを見つけました。やはり「いびき」のことを気にしていると、予防するグッズなどを無意識にでも見つけるようになっているのかもしれません。鼻にさして、鼻の穴をひろげ、空気をたくさん通すようにするものです。「鼻すっきり」とか「よくネルネル」とか、いろんなメーカーから様々な商品が出ています。


ためしに買ってみて、寝るときにつけてみました。少し、違和感はあるもののなんだか酸素がたくさん体に入るようで気持ちがいいです。それをつけて眠った夜、どうやらいびきはかかなかったようです。でも、夫が大きないびきをかいてましたが・・・。


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