私が自分の痔を意識したのは、まだ若いときでした。20代のはじめか、ひょっとすると10代だったかもしれません。田舎でうまれ育ったので、当時のトイレは和式でした。


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のちに水洗にはなりましたが、私が20代のころはまだ、汲み取り式だった記憶があります。お尻もきれいに拭けてはいなかったのでしょう。しゃがんだ姿勢もあまり良くなかっただろうし、便秘気味で力んだのも影響があったと思います。


気がつけば、排便のときにお尻が痛く、切れたような感じがありました。そのうち、肛門の横に腫れたような感触もありました。


父が、痔であったので我が家ではわりと平気に「痔」という言葉が出てはいましたがまだ若い娘であった私は、いくら親にでも「痔になったみたい・・」とは言えませんでした。


ましてや、病院に行くなんてもってのほかで、父がどこかに置いてある痔の薬を使いたくてしょうがありませんでしたが、どこにあるかはわからず、当時、擦り傷や軽いやけどに使っていたメンソレという塗り薬を、お尻につけていたりしました。


しかし、若さというものだったのでしょうか。当時は、そこから悪化することもなく、便通の良い日が続くと切れることもなくなり、腫れのようなものの引いてゆきました。


しかし、自分が痔持ちであることは常に気持ちの底にあり便秘にならぬよう、お尻が冷えぬよう、気をくばっていました。社会人になり、会社勤めをするようになると薬局で好きな薬も買えるようになり痔に効果のある薬を、自分なりに探して買ったりもしました。


しかし、やはり恥ずかしくて店員さんや薬剤師さんに「痔なんですが、効果のある薬はどれですか」とは聞けずボラギノールという塗り薬を、他の風邪薬や胃腸薬と一緒に買ったりしました。「お父さんに頼まれたの。私は痔ではないですよ」なんて顔をして。


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しばらくは良くもならず悪くもならなかった痔ですが結婚して、次女を産んだ瞬間、一気に飛び出してきました。そのときの産科の先生に、押し込んでもらった感触を今でも覚えています。


産後のケアでも「出産時に痔になる人は多いですから、便秘にならぬよう気をつけて
長時間、冷たい椅子なんかに座らないようにね」という注意だけで終わってしまいました。


そのときに、もっと相談して効果のある薬などもらえばよかったと今でも思います。それからは、ちょっと便が固くなったり、長くトイレに座ってたりするとすぐ痔が飛び出るようになりました。


子供を2人も産めば、恥ずかしいとか言ってられなくなります。同じく出産経験のある友人たちにも「産んだときに痔になった」と平気で言えました。「私も、私も」という返事が以外に多かったのが嬉しかったです。


そうなると、情報収集もしやすくなります。「痔に効果のある薬って知ってる?」と聞くと、まぁ色々知ってる友人がいました。私は、ボラギノールという塗り薬しか使ったことはないのですが、座薬がある、と教えてくれた友人がいました。


それから、便秘にならぬよう整腸剤とかで便通を整ええるのを一緒にしたほうがいいと言う友人もいました。もう一人は「やっぱり、ひどい痔になったら病院へ行ってもらう薬のほうが効くと思うよ」と言います。


彼女は、痔の手術までしたツワモノです。「そうよねぇ、子供を産んだらお尻を見せるのも恥ずかしくないよねぇ」「でも、病院なんだから医師や看護師は、何も意識してないよ。


若くても年をとってても、痔で苦しいなら、さっさと病院行ったほうがいいと思うよ。そういう私も恥ずかしかったけど、最後のほうはとてもじゃないけどそんなこと言ってられないくらいに、痔が痛かったもの・・」その言葉を、若いころの私に言ってやりたくなりました。


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