日本人はきれい好きとよく言われます。家や部屋などきれいに片付け掃除をします。多くの人がお風呂も毎日入り、シャンプーや石鹸を使い、頭や身体を洗います。


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汚れをきれいに落とすことで、気持ちも良くなります。しかし、それが本当に良いことなのでしょうか。洗いすぎによる皮膚トラブルなどもが増えてきているのです。


汚れを落とすだけでなく、皮膚を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまい、皮膚の表面である角質層を傷つけてしまっているのです。きれいにしようと洗いすぎることによって、実は乾燥など多くの皮膚トラブルを引きおこしています。


皮膚といえば、肌などを思い浮かべる人がほとんどだと思います。しかし、身体のある部分も実は皮膚で出来ているのです。それは、誰もが知っているところで、普段は見ることの出来ない場所です。


排泄機能の役割を持っている肛門も、皮膚の仲間なのです。肛門がかゆいといった経験をしたことのある人は、意外と多くいるのです。肛門がかゆくなる病気もきちんとあり、肛門掻痒症と呼ばれています。


肛門掻痒症とは、肛門の周辺の皮膚がかゆくなる病気の総称です。かゆいと思いながら過ごしている人もいますが、それが病気だと認識されていないことも多く、正しく治療されていることは少ないです。


日本のトイレの機能として、標準装備ともなりつつ温水洗浄便座ですが、この洗浄便座によって肛門掻痒症の症状が出てくるようになりました。お尻を必要以上に洗うため、余計に悪化してしまうのです。


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肛門にも、健康な皮膚と同様、外からの異物進入を防ぐためのバリア機能が備えてあります。しかし、お湯で必要以上に洗ってしまうと、このバリア機能が壊れ、かゆみの原因と思われるさまざまな物質が直接接触することによってかゆいという感覚が出てくるのです。


洗い過ぎだけではなく、肛門の病気によっても、かゆいと感じることがあるのです。お尻の主な病気である、切れ痔やいぼ痔などの症状でもかゆく感じることがあります。


これらの病気になると、腸の内側から出てきた粘液や、排便時に出来た傷口から出てきた出血が皮膚に付いてしまいます。それが刺激となって、かゆいと感じるのです。


痔の症状でかゆくなるのであればまだ良いのですが、まれに癌などの病気でかゆいと感じることもあるのです。多くの方が、学生だった頃に経験したことのある検査があります。


それは、ぎょう虫検査です。ぎょう虫とは、人間の盲腸に寄生する寄生虫です。肛門の括約筋が緩んでいる睡眠中などに肛門の周辺で卵を産みます。


一時間の間に産みつけられる卵の数は、約7000から10000個と言われています。この卵を産み付けられるときになど、ぎょう虫が活動しているときに分泌される粘着性の物質によってかゆみが発症するときがあります。


このぎょう虫には、この卵を口に入れることで病気になります。サラダなどの生野菜に卵が付着していて、それを口にいれることでも感染してしまいます。


治療方法は薬によるもので、治すことができます。しかし、家族にも感染している可能性もあるので、治療は家族全員で受けるほうが良いと思います。


肛門にかゆみを感じた場合は、病院に行って診察をしてもらったほうが安心できます。受診する科は、肛門科や胃腸外科などがオススメです。処方された薬を使うことによって、早くかゆいといった悩みから解放されることと思います。


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