風邪をひいたときや、異物が気道に入ったとき、または何でもない状態のときに咳を私たちはすると思います。咳とは、一般的に気管や肺などに外から入ってこようとする異物を防ぐ身体の防御反応です。


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異物が入ってしまったときに、反射的に起こる運動で咳反射ともいえます。風邪をひいたときに咳が出てくるのは、このためです。異物である、細菌やウイルスから身体をまもろうとしているのです。


しかし、たかが咳といっても長期間に渡って症状が出てしまうと、実は体力的にもしんどくなってくるのです。風邪をひいたときに咳が出てくると思います。


以前私は、鼻水などの他の風邪の症状は良くなったのに、咳だけがずっととまらなかったことがありました。3ヶ月くらいの間、ずっと咳が出ていました。


咳が出ることによって、頭も痛くなり、なかなか良くならない症状にイライラしていました。長く咳が続いたので、肺結核であってはいけないと思い、病院でレントゲンを撮ってもらいました。


診断の結果、肺結核ではなかったのですが、咳喘息という病名がつけられました。咳喘息は、気管支喘息と同じような症状ですが、気管支喘息に比べて軽いため、呼吸困難などおこすことはありません。


しかし、この咳喘息を経験した人は将来、気管支喘息を起こしやすくなるので注意は必要でした。咳喘息の治療法は薬によるものです。


処方された気管支拡張薬は、シール状になっていて、それを背中や胸に一日一枚貼るというとても簡単な薬でしたが効果があり、私の咳はだんだんとおさまっていきました。


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わが家の子どもは、よく外で遊び、体力もあるため健康体です。しかし風邪をひけば必ず咳が症状として出ます。小さいとき小児科の先生に、気管支が弱いと言われたことがありました。


そのためなのか、いつも咳が長引く傾向にあります。まだ咳喘息になったことはありませんが、処方される気管支拡張薬であるシール状の薬はかかせれません。


同じく、長い期間にわたって咳が続く病気に百日咳というものがあります。百日咳は、百日菌と呼ばれる細菌によっておこります。この病気は以前、小さな子どもがかかりやすかった病気です。


子どもの感染者数が減ってきた背景には予防接種があります。日本では、公費で行われる定期予防接種に、百日咳のワクチンが導入されたためです。


しかし、ワクチンを接種していない1歳未満の乳児が百日咳にかかってしまうと、止まらない咳によって呼吸が出来なくなることもあります。


また、肺炎や脳症を合併症としておこすこともあり危険な病気です。百日咳は大人の感染者も最近は多くなってきました。仕事など働いている人は、なかなか病院に行く時間を作ることが難しいからかもしれません。


市販薬を服用したりと何かされている人は多いと思います。しかし、熱はないのに咳だけが二週間以上続いている人は、注意が必要です。


百日咳は、くしゃみなどの飛沫感染でうつります。そのうえ感染力も強いので、周囲の人へもうつしがちになってしまいます。たかが咳だけと大人は軽く考えがちですが、自宅に子どもがいる場合は親から子へとうつしてしまう可能性もあるのです。


ワクチンの効果が切れ始めた10歳からの子どもも、百日咳になりやすいので、咳が続いていると思えば早めに病院へ行き治療をしましょう。なにより、感染させないことが重要なのです。


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