私たちは心臓から送り出されている血液によって、体内のすみずみまで酸素が行き渡っています。心臓が収縮し血液を送りだした時の圧力が高く、これを収縮期血圧と呼びます。


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よく聞く最高血圧のことです。反対に収縮した後の心臓が元に戻るために拡がっていく時の圧力は低く、これを拡張期血圧と呼びます。最低血圧のことです。この収縮期血圧と拡張期血圧のどちらかの値が高ければ高血圧と呼ばれます。


高血圧の原因は、一般的にはよくわかっていません。高血圧になる原因の種類によって、一次性高血圧、二次性高血圧に細かく分類されます。一次性高血圧は、本態性高血圧と呼ばれます。


これといった明らかな異常が見つからないのに血圧が高くなるのです。高血圧は生活習慣病の一つとも言われ、食塩の過剰摂取、運動不足、肥満などの要因によって起こりやすくなります。過度なアルコールやストレスでも発症することがあります。


また、遺伝的要因も、この一次性高血圧に当てはまります。両親どちらもが、高血圧の遺伝子を持っていると、50%の確率で子どもは高血圧になりやすいと言われています。


両親のどちらか一人が高血圧の遺伝子を持っている場合は、子どもに出てくる素因は約33.3%になります。しかし、これらの事は日頃から食事に気をつけていたり、定期的に運動をすることによって発症する確率を減らすことはできるのです。


もちろん、両親どちらもが高血圧の遺伝子を持っていなくても、子どもが高血圧になる場合もあるので他人事と考えずにいたほうがよいと思います。


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これに対して、二次性高血圧は、他の病気が原因で起こります。ホルモンの異常や、腎臓病等で起こることがあり、原因となる病気が治ると、この二次性高血圧も治ってきます。


高血圧の症状はほとんどなく、自覚症状もありません。自分が高血圧だということを知らない人のほうが実は多いのです。健康診断で血圧を測ってみて、その時に初めて自分が高血圧だと気がつく人もいます。


しかし、私みたいに緊張しやすい性格の人は、血圧を測ったときにドキドキしてしまい、ものすごく高い数値が出る人もいます。


私もですが、そういった人の多くは、血圧が高くても病気ではなく緊張していたのが原因だから、そのために血圧が高かったのだと思い、一過性のものだと決め付けてしまいがちです。


もし本当にこれが病気の高血圧の症状であったのであれば、この判断は間違いとなるのです。高血圧を治療せずに、長期間放っておくと、血管が次第に硬くなってきます。これが、動脈硬化になってしまうのです。


動脈硬化をおこした血管を放置していると、体中に酸素が行き渡らなくなり、心臓病や脳卒中をおこしてしまう引き金になってくるのです。心臓病や脳卒中は、突然起こることが多く、死にいたってしまうこともあります。


こういった恐ろしい病気を引きおこす原因となる高血圧ですが、自分の体に変わった症状が出ないまま病気を進行させていくので、サイレントキラーとも呼ばれることがあります。症状がなければもちろん病気に気づくことはありません。


高血圧だとわかったときには結構進行していたということもあります。それを防ぐためには、日頃から定期的に血圧を測って、自分で状態を確認していくことが大切です。もし高血圧と診断されたのであれば、処方された薬をきちんと服用して血圧を管理していきましょう。


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