健康な人では、食事の2時間後の血糖値が、食事をしていないときと同じくらいの値になります。これは、体内でインスリンと呼ばれるホルモンが分泌され、血液中のブドウ糖を体の細胞に送り込むため、血糖値が下がるのです。


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しかし、食事の2時間後の血糖値が空腹時の値まで下がらなかったり、上昇していく人がいます。これはインスリンの作用が悪く、血液中にブドウ糖がたくさんあふれてしまうからです。これが糖尿病という病気です。


糖尿病には、小さいうちからインスリンの量が足らないⅠ型糖尿病と、生活習慣などでなってしまうⅡ型糖尿病の二種類に分類することが出来ます。現在の糖尿病患者の多くは後者のⅡ型糖尿病です。


糖尿病になってしまうと、体の中のインスリンの量が一定になりません。そのため、高血糖になるのを防ぐため、食事をする前にインスリンの注射を打ったりします。高血糖の症状には、のどが異常に渇いたり、体が疲れやすい、トイレに行く回数が多いなどがあります。


実は、大部分の人は無症状のことが多いのです。このような自覚症状がある人は、すでに血糖値が高く危険といえます。それでは、逆に血糖値の値が低い低血糖なら良いのかといえば、これもやはり良くはありません。


低血糖の症状は、主にインスリンの過剰摂取となったときに起こります。異常な空腹感を感じたり、あくびが出始めます。次第に動機や倦怠感などの症状が出てきて、ひどくなれば昏睡状態に陥り、そのまま死に至ることもあるのです。


糖尿病で恐ろしいのは、血糖値の異状による症状だけではありません。糖尿病合併症という名前の病気があるとおり、他の部位に合併症として症状が出てきます。


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主なものに、自律神経などに現れる糖尿病神経障害、目に現れる糖尿病網膜症、腎臓に現れる糖尿病腎症というものがあります。これらを総称して三大合併症といいます。


糖尿病の症状が出始めてから血糖値のコントロールをきちんと行っていないと、約10年から15年でこの合併症の症状が出てきます。
私の義父は、糖尿病です。


主人と結婚する少し前から糖尿病の症状があり、出会った頃には目の合併症を起こしていました。視力が年々下がってきて、今では顔を目の前に持って行っても、誰の顔か認識できない状態です。


目が見えなくなってきてから、出かける回数も減ってきました。以前は車の運転をしていましたが、今ではまったく運転することが出来ず、行動範囲も狭くなってきました。


目の見えない義父の変わりに、義母が手となり足となり行動をともにしています。その義母も糖尿病と診断され、合併症は出ていませんが薬を服用しています。義父の場合はⅡ型糖尿病で、生活習慣によるものでした。


同じ生活をしていたので、義母も糖尿病になったのだと思います。糖尿病の症状だけでも大変ですが、合併症まで起こしてしまえば、本人も周囲の人間も大変になってきます。


生活習慣によってなる糖尿病は、自己管理で防ぐことが出来ると思います。これから過ごしていく時間のことを考えてみると、健康でいることが一番よいのだとわかります。


しかし、いくら気をつけてしまっていても、糖尿病になってしまうこともあると思います。自分の目で見たいもの、確かめたいことはまだまだたくさんあるので、きちんと病院に行って正しく治療していきたいと思います。


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