凄まじい痛みを与える椎間板ヘルニア。よく聞く言葉になってきましたが、これは想像以上に恐ろしい病気。私がそれを目にしたのは、小学四年生の時です。


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これと言って特別なことがあるわけではない平日の朝。いつも六時に起きて、七時には学校に向かっていました。起こしてくれるのは、母親です。一つ年下の弟と同じ部屋だったので、布団を並べて寝ていました。


けれど、その日の朝はその子供部屋に母が来ないのです。習慣で起床時間の近くになると眠りが浅くなるのですが、ぱっちりと目が覚めてしまうまで声がかからないのはおかしい。


違和感に、あれ?と思っていると、泣き声が聞こえてきました。母が、痛みと混乱に泣いている声。一体何が起きているのかはわからなくても、母が苦しむ声は今でも忘れる事の出来ないほどの衝撃でした。


椎間板ヘルニアの激痛により、腰から下に力が入らずに立てなかったのです。そのまま、父に運ばれて病院につれていかれました。骨と骨の間にある軟骨がすり減って、神経が圧迫されていたと後から聞いたときは、ゾッとしましたよ。


その時は手術まではいきませんでしたが、次にこんなことがあったら手術を受けなくてはいけないと言われたそうです。あれから十年以上がたったのですが、最近また強めの痛みを訴えるようになりました。


母もいい年になってきたので、一度手術を受けておいたほうが良いのではないかと話が出たのです。しかし、手術費用が高いからと母はなかなか頷いてくれない。だから、椎間板ヘルニアの手術を受けた事のある友人に、費用や入院期間について教えてもらいました。


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手術の方法によっても変わってくるけれど、一般的な手術で25~40万ほどかかるのだそうです。友人は、退院時に29万ほど支払ったと言っていました。入院して手術となると、やはり費用がとても大きい額になります。


また、術後につけなくてはいけないコルセットも、別で払う必要があると言っていました。病院などで変わってくるらしいのですが、大体3万円ちかくかかるそうです。


それでも、これからの母の事を考えるのであれば必要だと思い、手術を受けてもらうことになりました。確かに金額は大きいのですが、役所で申請すれば7割近くは帰ってくる制度があるんです。


それを利用すれば、手術費用やコルセット代も適用されますよ。保険が適用できることで、手術費用も低い負担でいいのだと説明をしたら母も納得してくれました。


これからも、またいつ立てなくなるほどの痛みに襲われるかわからない不安を抱えたままでは、私たち姉弟も心配ですしね。入院期間は、検査なども含めて20日間の予定です。


術後の経過によって変わる事もあるようですが、とりあえずは1カ月以内で済むみたいでちょっと安心しました。


長い間、椎間板ヘルニアに苦しめられてきた母が、無事に手術を終えて元気になるように祈るのみです。周りは手術だからとやはり心配するのですが、当の本人はケロリとした顔で普通に過ごしていますよ。


こういう時に母の胆の据わり具合には感心してしまいます。来月の頭から入院するので、それまではヤキモキする日々が続くんだろうな・・・。


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