私は、旅行に行くたびに、いつもいやな出来事を思い出します。それは、ある人の「いびき」が周りの人の睡眠を妨害し、迷惑をかけている状況を目の当たりに体験してしまったからです。そして、「いびき」が原因で大切な友情を失ったのです。


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その出来事は2年前に私が派遣社員として勤めていた時期のことでした。違う部署で仕事上、接点のない彼と、会社の飲み会に参加した際、偶然、隣の席になり、その後、意気投合しました。


時間が合うと二人で食事や日帰り旅行に出かけるようになり、親しい友人となりました。彼はとても人懐っこくて、ノリも良く社内では、皆に人気のある人でした。


ある時、彼から、「忘年会もかねて、皆で温泉旅行にいかないか」と誘われました。メンバーは日頃から職場で仲良の良い4人組で、一緒に出かけると楽しいだろうと思い、出かけることにしました。


皆も彼と旅行に出かけることは初めてのようで、彼は皆のために綿密なプランを立ててくれたり、自家用車で送迎をしてくれて至れり尽くせりの世話をしてくれましたで。皆もそんな彼に感謝をし、楽しく盛り上がっていました。


昼頃、宿に着くと直ぐに宴会が始まりました。彼はビールが大好きで、飲みだしたら止まらないタイプの人でした。宿についてから休む暇なく彼は飲み続け、そのうちに飲み疲れたようで、寝入ってしまいました。


私達も盛り上がっていたため、別の部屋で彼には休んでもらい、皆で飲み続けていました。


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その後突然、とんでもない音が彼の休んでいる場所から聞こえてきたので、ビックリして覗いてみると、なんと其の音は彼の「いびき」でした。


とにかく耳を劈くような凄まじい低音の音かと思ったら、今度は笛を鳴らすような高音の「いびき」が交互にいびきが繰り返されていました。


彼以外、皆、あっけにとられ、ビックリし彼を起こそうとするのですが、一向に目を覚ます気配はありません。


ですので、何とかしてその「いびき」を止めようと、私達は「いびき」の原因を探すことにしました。彼をよくみてみると、口を閉じたまま「いびき」をしているようでした。


そして、その「いびき」の原因は「鼻」に原因があるようにみえました。


ですが、普通は「鼻」の粘膜等に炎症を起こしていると、スムーズに鼻で呼吸ができないので、苦しくて口呼吸をするかとおもいきいや、睡眠中に口を閉じている彼は、炎症などで狭くなった鼻を無理矢理、広げて呼吸をしているようで、その結果、呼吸のの流れが速くなって抵抗音や摩擦音が激しくでているようでした。 


ですので、私達は鼻の通りを良くするように、枕の位置を考えたり、体の向きを変えたり交互に順番に皆で行っていました。「いびき」が煩く眠ることも出来ないので、そのうちに段々、疲労感や苛々も増してきて、翌朝、皆、フラフラになっていました。


彼だけが爽快な顔で目覚めたので、腹が立ち、友人が「いびき」について、クレームをつけると「鼻が悪いから仕方ないじゃないか」と逆ギレされてしまいました。


皆、その言葉にあっけにとられ、帰りは疲労感も重なってか、お通夜のように暗い気持ちになっていました。寝ていると、自分は意識を失い、「いびき」をかいていることすらわかりません。


ですが、万一、「いびき」を他人に指摘をされたら、いびきの原因を突き止め、そして適切な治療しないといけない、それは自分のため、他人のためでもあると思います。


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