『うつ病』皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?心の病気であり、多くの人が悩み苦しんでいます。重症になれば日常生活さえ困難となって、入院して常に付きっきりで補助を受けるのです。


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私は過去にうつ病になり、自殺寸前まで行きました。暗い話になりますが、今悩んでいる人の役になれればと思います。私は飲食店で接客の仕事をしていましたが、本当は人見知りする性格でした。


事務職などの裏方で仕事をしたかったのですが、なかなか採用されなかったために接客を始めたのです。どんなに辛くても笑ってお客様と接し、理不尽な言い分にも頭を下げました。


しかし、正社員としてパートさんやアルバイトの子達を守る立場なので、避けて通る事は出来ない事です。さらには勤務時間も長くハードな仕事内容に、心身ともに疲れていました。


その隙間を縫うようにして表に現れだしたのが、虚無感です。幼い頃からの家庭環境などが影響してか、十代半ばの頃からずっと持っていた感情で、長年心の奥に押し込んでいました。


二十歳になる頃に両親が離婚し、家計を支えるために頑張らないといけなくなり、自分のやりたいことをやる余裕もありません。加えて、転勤になり初めての一人暮らしに馴染のない職場。


今考えても、たったの一年半でめまぐるしく変わる環境に付いていけてなかったんですよね。転勤先で四か月を過ぎたころに、突然何かが切れました。きっかけもなく、「死のう」と思ったんです。

でも、死ぬのってやっぱり怖いんですよ。よく、自殺未遂をする人間は本当に死のうなんて思っていない、なんて事をいう人がいますが、そんなのは何も知らない人間が言う事です。


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自殺をしようとする人は、「死にたい」と「生きたい」の間で葛藤するんですよ。涙を流しながら苦しむんです。それでも、ギリギリの所で「生」に少しだけ傾いたから未遂で済んだだけの事。


そうした未遂者は、必ずまた死のうとします。その時もまた踏みとどまれるか。難しいでしょう。自殺未遂者がその後再度自殺を図り、亡くなってしまう確率は八割を超えています。


だから、自殺未遂をした人がいるのなら、そのままにせずに病院に連れて行ってください。最終手段として強制入院をさせてもいいです。何としてでも命を絶つことだけは阻止しないといけません。


うつ病になると、感情の浮き沈みがコントロール出来なくなります。それ以外にも、めまい・倦怠感・不眠・拒食・過食・偏頭痛・人間不信・根拠のない不安感・涙が止まらない・激しい被害妄想・無気力などの症状が起こり、負の循環に陥っていくのです。


こうなってしまえば仕事はおろか、日常生活も難しくなるでしょう。そんな時は、自分を責めずにただゆっくり休んでください。責任感が強い人ほどかかりやすいうつ病は、無理が一番危険なのです。


色々考えてしまうでしょうが、何よりもまず先に休養を取り、それから今後どうするのかを決めてください。精神科か心療内科を受診して、薬物治療を行って心の健康を取り戻しましょう。


私の体験から言えるのは、「自然に治る」なんて後回しにしてはいけないという事です。うつ病の改善には、症状が現れてから治療を始めるまでの期間の三倍かかります。


症状が出て二か月後に治療に入れば、半年は必要なんですよ。さらには、再発防止でそこからプラス半年は治療しなくてはいけないため大変です。


最近の薬は依存性などは低くなっているので、あまり警戒しなくても大丈夫ですよ。仕事は出来る事なら休職にしましょう。迷惑がかかるからと、すぐに退職するのは止めたほうがいいと思います。


うつ病の時は正常な判断力が低下しているため、後で後悔する可能性もあるからです。健康保険に入っていれば、傷病手当金の申請が出来るので、最低限の生活は問題ありません。


だから今、生きている事が苦しくて死にたいと思っている人は、逃げてください。生きていく以上、立ち向かう事だけが正しい生き方ではありませんよ。


嫌な事から、辛い事から逃げちゃいましょう。あなたが死んでしまう事に比べれば、たいしたことではありません。逃げた先でゆっくりと力を補充したら、帰ってくればいいんです。なんとかなるさ、と軽く考える事だってすごく大事なんですよ。いつか私のように、「そんな事もあったね、つらかったなあ」と思える日が来てくれると嬉しいです。


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