幼いころから喘息持ちでした。薬が手放せず何度か入院もしました。しかし大人になると喘息の症状も落ち着いてきてだんだん軽くなってきたようです。

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そうなると病院へ行くのも面倒になりました。しかし、薬が全く無いのは不安でもあります。薬局で買える市販薬で軽い喘息の症状を和らげるものはないかと探していました。


しかし、こんな相談は主治医や病院で親しくなった看護師にはできません。「喘息に市販薬なんてとんでもない!必ず病院に来て処方された薬を服用してください。喘息が悪化してもしりませんよ」と言われるのがわかっていましたから。


自分の身体のことは自分が一番わかっていると偉そうに言うつもりはありませんが、水泳や運動を続け、身体を丈夫にすることに努力を傾けてきた私はなんとなく喘息の症状はこのまま軽くなっていくのではないか、症状が出たら市販薬でも対応できるのではないかと心のどこかで考えていました。


なんとか喘息に効く市販薬を開拓したい、そんな思いに悶々としていたある日のことです。その日は金曜日で土日に続き、月曜日も祝日で3連休の夕方でした。


何かアレルゲンに接触したのでしょうか。それともハウスダストか何かがあったのでしょうか。突然咳が出てきて止まらなくなったのです。
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しかし、喘息特有の「ヒューヒュー」といった感じはありません。私にはこれは喘息の軽い症状だ、と分かってはいましたが慌てて病院に駆け込むほどではないかもしれないとも考えました。


もう夕方で病院の平常の診察時間は終わっています。明日からは3連休です。病院は休みです。これはいい機会なのかもしれないと思いました。喘息に市販薬が有効なのか試すのにいい機会だと。


考えてみれば、出ているのは「咳」という症状だけです。多少息苦しさもありますがそれは咳き込んだときに覚える息苦しさのような気もします。


この咳が止まれば、いえ止まらずとも楽になれば市販薬が軽い喘息にも効くということではないのでしょうか。「ゴホゴホ、ゲホげホ」と咳き込みながらもこれだけ冷静に考えられるようになったのも、長い喘息人生の中では進歩と言えるでしょう。


薬局で私は「喘息」と言わずに「咳がひどくって」と言い薬を探してもらおうという計画を立てました。そんなにたいそうなことでもありませんが・・・。要するに「喘息の薬はないですか」と聞いて色々わずらわしくなるのが嫌だったのかもしれません。


薬局で「咳がひどくて止まらないんです・・効く薬はありませんか?」とゴホンゴホンとしながら薬剤師に尋ねました。私の様子を見て「ひどい咳ですね、苦しいでしょう? 喘息の気はありませんか?」と言われたのでドキッとしましたが咳こんでごまかしました。


「これはどうでしょう?」と出してきてくれたのは「アネトン咳止め」という白い錠剤です。あまりコマーシャルなどでは見ない薬です。


「このアネトンは、咳止めの効果という点では一番だと思います。大人でしたら1回3錠から6錠ですね。お客様の状態ですとだいぶひどいようですから6錠飲まれてもいいかもしれません」なんとなくこの薬は効きそうな気がしたので、買って帰りました。


さて、家に帰り食事の後アネトン咳止めを飲んでみました。そして食後のコーヒーも続けて飲みました。しばらくは咳こんでいたのですが、やがて胸のあたりが軽くなり咳も間隔があいてきて小さくなってきました。


完全に咳が止まりはしませんでしたが、このくらいの軽い咳ならなんでもありません。これから、連休などで病院へ行けない時や軽い症状の喘息のときはこの薬に頼れるんだと思うと、それだけでまた喘息が軽くなったような気になりました。
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