立ったり座ったりの日常的な動作のたびに痛む腰。運動不足や悪い姿勢が原因で起こる腰痛ですが、私の従姉妹が苦しんでいたのは変わった痛みでした。私自身も腰痛持ちなのでわかるのですが、体の歪みなどが原因の腰痛は瞬間的な痛みです。


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しかし、従姉妹の腰痛はずっとジンジンとした鈍い痛みを引き起こしていました。動いたから痛くなるのではなく、何もしなくても寝ているだけでも辛いんです。


どんなに体勢を変えても重くて怠いから、生活するだけでも一苦労しているのだとよくこぼしていました。あまりにも苦しそうなので、私が通う整体に一緒にいく事もありましたが、改善されることはありません。


一人暮らしの彼女が心配で、泊まり込みで面倒を見に行くのが休日の習慣。そんな時は、夜も痛みでゆっくりと寝られない姿を見たりして、何もしてあげられない自分が本当に不甲斐なかったです。


そこで、何が原因なのかを必死で探しました。見つけたのは、内臓疾患が引き起こす腰痛の症状と、病気の名称一覧。正しく従姉妹が数か月にわたり苦しんでいる腰痛の症状ばかりで、怖くなった私は強引に総合病院の内科に連れていきました。


病院が嫌いな従姉妹を説得している余裕さえないと感じたからです。色々な検査をした結果、従姉妹は膵炎と診断されました。


それから入院しながら治療を続けています。もう少し早く見つけてあげられたら、従姉妹はこんなにも苦しまなかったのかと悔やまれて仕方ありません。


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膵炎は難病に指定されるほどに治療が難しく、他の内臓疾患も併発してしまう危険性もあるのだそうです。ただの腰痛だと思い込んでいると、内臓が病気に侵されている事が原因だと気づくのが遅れてしまう。


今回の事で痛いほどに思い知らされました。私もいつものように痛いだけだと軽く考える事がありますが、ちゃんと気をつけておかないといけないんですよね。


目に見えない内臓の事だからこそ、体力をつけてバランスよく食事をすることも大事な対策です。これを教訓に、年に一回の人間ドッグを欠かさずに受ける事にしました。


膵炎だけでなく、内臓の病気はいつ発症してもおかしくない上に、腰痛に現れるころにはだいぶ進行している事も多いからです。


少しの違和感を見逃せば、手遅れになるかもしれないという恐怖感が大きくなりました。お医者様にも言われたのが、自己判断ほど危ないものはないと。


従姉妹は今も病気と闘っています。病状は一進一退で、決して気が抜ける状態にはありません。そんな従姉妹ですが、病院に来る前よりもスッキリと顔をしています。


理由を尋ねたら、「何が原因か、体の中で何が起きているのかわからない状態の方が怖かった」と言っていました。酷い腰痛に悩まされながら、得体のしれない不安を抱えて過ごすのは誰だって精神的にも追い込まれてしまいますよね。


全てを受け入れ、真っ向から向き合う事の方が気持ち的にも強くなれます。私は今のところ、体などの歪みが原因で起こる腰痛のままですが、油断せずに体調日記などで把握できるようにしました。


従姉妹にも、私の二の舞を踏んじゃ駄目よ!と強く言われているので、飽き性ですが長く続けていかなきゃいけないと思っています。


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