私は最初、自分自身が男性恐怖症だと思っていませんでした。自覚症状というのは、目立ったものがなかったからです。でも今思い返してみると、男性の目を見て話すことが出来なかったり、至近距離に来られると体が強張ったりするのは立派な男性恐怖症ですよね。


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長い間それが普通の事だったからこそ気づくのが遅れましたが、自覚したからと言って簡単に克服できるものではありません。それに、克服するための方法も全く知らないから手探りの日々。


このままでは誰かとお付き合いするどころか、仕事をしていくうえでも影響が出てしまうかもしれないからと、必死に頑張りました。


私が男性恐怖症になった原因は父親で、幼い頃からキレたら何をするかわからない父に怯えて育ったことが大きいです。でも、そのことになかなか気づかなかったのは、心がブレーキをかけていたから。


まともに考えて感じてしまうと、まだまだ子供だった精神では耐えられなかったんですよね。気づかないふりをすることで、なんとか自分を保っていたんでしょう。


今でも、子供の時の記憶が異常に少なくて、微妙に捻じ曲げられた思い出になっている事もあります。私が二十歳になって両親が離婚するまでに父と過ごした日々は、男性恐怖症になるには十分な原因になりました。


だからまずは、覚えている限りの嫌な事を全部紙に書き出し、自分の心とひたすら向き合うようにしたんです。これまで蓋をしていた記憶に触れるのは本当に苦痛でしたが、一つ一つ重荷を降ろしていくようでスッキリ。


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何で男性が怖くて仕方ないのかが、自分でもはっきりとわかるようになり、克服していくためにはどうすればいいのかを考えやすくなりました。


そこで、職場の男性たちに積極的に話しかけるようにして、相手を良く知る事から始めるようにしたんです。男性恐怖症の場合、男性の第一印象が怖いから入ることがほとんど。


それは、相手の男性を良く知らないから、「男性は怖い」という型にはめてしまうからだと思うんです。だから、いっぱい話してみて、自分の嫌いな男性とは違うんだと思う訓練をしました。


実際、一番初めは真顔で言葉数が少なかったために話しかけにくかった男性上司も、話していくうちに冗談が好きなドジな人だと知ったんです。第一印象って、結構あてにならないものですよね。


この事が、男性恐怖症を克服するための大きな一歩になりました。ちゃんと相手の事を知って、いい関係を気づいていく事が出来れば怖くありません。最初に怖かった男性上司も、今ではお兄ちゃんのようになんでも話せる良き理解者です。


一度感じた恐怖は忘れる事がとても難しいですが、結局は時間と周りの環境で変わっていく事なんだと思いました。幸いなことに、私の周りには理解してくれる良い人たちがいっぱいいたために克服する事が出来たんです。


男性恐怖症を克服できたと思う今でも、見知らぬ男性には警戒してしまいますが、これはもう仕方がないのだと割り切る事にしました。


その方が、かえって思い悩み過ぎる事がないので、気持ちがどんどん落ちていくという事もなくなり良かったです。これからも、今を支えてくれている人たちと仲良くしていけるように頑張ります!


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