2年ぶりくらいの人間ドッグでコレステロールの値が、280にまで上がっていることがわかりました。担当医は「薬で下げることを考えたほうがいいかもしれませんね」と言います。


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「どんな薬があるんですか?」と聞くと「ローコールとかクレストールとかですね。一度近くのかかりつけ医にでも行って相談されたほうがいいでしょう。お大事に」


2年前の検査では何も問題はなかったのに、この2年で8kgほど太ったのが悪かったのかと考えながら、翌日近所のクリニックへ行きました。


人間ドッグの結果を見せて医師に「先生、人間ドッグの先生は薬でコレステロールを下げるほうがいいとおっしゃったのですが、どうなんでしょう?」と相談した。


内心、副作用のことが心配でした。薬のアレルギーは無いのですが、咳喘息というアレルギーを持っていてそちらの薬は手放せないのです。できるなら、これ以上薬は飲みたくないというのが本音なのです。


しかし、コレステロール値が280というのはどうなんだろう?もっと下げるようにしなければいけないのだろうか。そんな疑問を医師にぶつけると


「そうですね、成人女性の正常値は130~200くらいなんですよ。いっても210くらいまでであなたの280は、ちょっとありすぎますね。できればこのコレステロール値を下げるようにしたほうがいいです。薬を飲みますか?」と言います。


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「薬を飲んだらコレステロールをすぐ下げることができるのですか?」と尋ねると「それはもちろんです」「でも先生、副作用はどうなんでしょう?」と一番不安に思っていることを聞いた。


「副作用は確かにあります。でも、それはどんな薬でもあることで頭痛がしたり便秘になったりする程度です。それよりも、高コレステロールのままでいるリスクのほうが大きいと思いませんか?」


どんなリスクがあるのだろうと思っていたら「コレステロール値が高いとね、高血圧になりやがては動脈硬化や心筋梗塞の心配もありますからね。」


太ったこともあり、私はコレステロールを下げる薬をもらって帰りました。薬の名前は「クレストール」と書いてあった。一日1錠、朝食後に飲むのだということです。


翌日から飲んでみたが、特別に何も起こりませんでした。考えてみれば、一日二日で何か副作用が起きるならそれは怖すぎる薬です。しばらく飲んでみようと、その時は思いました。それでコレステロール値が下がるのならいいかなと思ったのです。


1か月ほどたったころでしょうか。いつもかかっているアレルギー科の病院へ行きました。少し遠いのですが、私の持病のアレルギーにはかかせない通院です。主治医も誠実で、とてもよく診てくれるので信頼しています。


いつもの診察が終わった後、世間話のように「そういえば先生、人間ドッグでコレステロール値が高いって言われたんですよ」「へぇ、どのくらい?」「280でした。」


「それは高いといえば高いねぇ、で、どうしたの?」「近くの内科に行って、薬をもらいました」「なんていう薬?」「クレストールです」


そう言うと主治医は、少し考えるような顔になって「コレステロール値を下げるために他の指導はされなかった?」「いえ、薬を飲んで下げるように言われただけです」


「こんなことを言ってはなんだけど・・・」と前置きをして主治医は教えてくれました。コレステロールを下げる薬には横紋筋融解症という副作用があるそうです。


これは一番重い副作用で、筋肉が溶けていくような症状だそうです。もちろん誰にでも出るわけではないけれど、と主治医は言いました。コレステロールの値を下げるには、薬よりも先にまず生活習慣を見直すことが大事だと。


バランスのよい食事を心がけ、間食を控える、酒量も減らす、そして何より大切なのは毎日の有酸素運動だと主治医は言いました。先にそういうことをして、それでもコレステロール値が下がらず高いままだったらはじめて薬を使うことを考えたほうがいいのじゃないかなと。


恐くなった私は、運動ときちんとした食事を主治医に約束しました。くじけそうになったら、筋肉が溶けていくさまを想像して乗り越えました。クレストールは、飲むのを止めました。


半年と少し過ぎたころ、主治医の病院で診察のついでに血液検査もしてもらいました。コレステロールは200まで下がっていました。「ね、言った通りだろ。体重は減ったかな?」


と言われおそるおそる体重計に乗ると8kg増えた体重が、5kg減っていました。副作用が出ないうちに正しい治療ができて良かったです。主治医に感謝しています。


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