仕事が忙しいんです・・。1日中、パソコンに向かうデスクワークだから肩こりが半端じゃありません。ガチガチの肩で、自分で触ってもこりこりなのがわかります。もう、市販の薬に頼るしかないと思っています。

スポンサードリンク





分かってはいるんです。運動不足だということは。肩こりはは、血行が悪くなり筋肉が緊張状態にあるから「凝る」という感覚になると理屈は十分わかるんです。


でも、毎日規則正しく運動できるかというと、それはまた別問題のようです。34歳、独身の女、マンションで一人暮らし。なんだか侘しいですが、休みの日は掃除もしたいし身の周りの整理整頓もしたい。結構きれい好きなので、トイレの汚れなんて許せないのです。


1週間分の食材も買い込みたいし、何より眠りたいんです。背中のツボを押したりするグッズを買って肩こりの部分を押したりはしてるのですが、それだけではどうもひどい肩こりは解消できません。


日に日に、肩こりはどんどんひそくなっていきます。さすがに、これはいけないと思い何か薬を買おうと思いドラッグストアに出かけました。実は、私のマンションの1階がドラッグストアになっていて、結構遅い時間まで営業してるのです。これは大変ありがたいです。


薬はもちろん、衛生用品や化粧品、ストッキングなども揃っているから独身女の一人暮らしには、重宝するのです。「肩こりに効く、市販の薬なんてあるのかなぁ」と思いながら室内着であるスェットの上下を着て、エレベーターに乗りました。


ドラッグストアの店内を、カゴを持ってウロウロします。あ、洗剤が安い、柔軟剤もなくなりかけだ、トイレットペーパーもついでに・・と本来の目的、肩こりに効く市販の薬を買うということを忘れそうです。
スポンサードリンク





薬の棚を眺めてみますが、一体どれがいいのかわかりません。しばらく見ていると、男性の店員が「どんな薬をお探しですか?」と声をかけてくれました。声の主を見ると・・・「あら、タイプ」と心の声が言いました。


シルバーのメガネがとても良く似合う知的な雰囲気、顎がとがった細面。メガネをはずした顔は、意外と可愛い。瞬時にそんな判断をするのが、少し悲しくもあります。


「あの・・肩こりがひどくて、何かいい市販薬ありますか?」
さっきまで、トイレットペーパーの値段を気にしていた女とは思えないほど苦しそうな声で訴えました。


イケメン店員さんは「それはいけませんね、お仕事大変なんですね。ご無理はいけませんよ」
あら、好感度アップ!!「これなんかいかがでしょうか」と、ビタミン剤をいくつか出してくれました。


大きな瓶から小さなかわいい瓶入りまで。アリナミンA、EX.EXプラス、ゴールド、A5、色々あるようです。


「ビタミン薬は、特に肩こりがひどい方にお勧めしてるんです。血行もよくなり神経にも作用してリラックス感も得られます。このEXというのが、一番肩こりにはおすすめなんです。それと、ドリンクタイプのものもあるんですよ。これは肩こりにすぐ対処したいときに良いです。飲んでみますか?」


「はいっ!1本ください!」腰に手をあてて、おっさんのように一気に飲み干してしまいました。薬の苦いような香りは少しありますが、飲みにくさはありません。凝った肩に液体が染みわたるような爽快感がありました。


(これから毎日、肩こりに効くドリンク薬をここに飲みにこよう・・)心にひそかに誓いました。錠剤のビタミン薬は買うことを決めましたが、もう少しイケメン君と話したいので「他にも市販の肩こりに効く薬はありますか」と聞いてみました。


「そうですね、内服薬とともに湿布を貼るのがやはり効きますね」
「見せていただけますか」


「慢性的なひどい肩こりなんですよね。それならまず温めて血行を良くしたほうがいいかもしれません。ある程度改善されたら、冷たい湿布を貼って『気持ちいい~』という感覚になると肩こりも軽減されますよ」と、「温シップ」と箱に書かれたものを出してきてくれました。


赤いパッケージが、暖かそうで見ているとほっこりします。ビタミン薬を毎日飲むことと、肩こりの患部に温シップを貼ることをイケメン店員君に約束してドラッグストアを後にしました。「お大事になさってください」という言葉が、心に染みました。


それから毎日、私は肩こりに効くドリンク薬を飲むためにドラッグストアに通い、家ではビタミン薬を毎日飲み、温シップを貼っています。1週間が過ぎたころ、なんだか肩が軽くなったようです。パソコンのモニターもすっきりと見えるし肩をまわしても痛みはひどくない。
スポンサードリンク